名泉と歴史にじっくり浸る。
すると、森が囁きだす。

創業時からの趣が残る、
まるで時間が止まっているかのような佇まい。
森の静寂の中で
歴史を重ねてきた湯、空間、もてなしの心は
優しく、深く、旅人の胸の奥に響きます。

日本三名泉のひとつ、
湯島は古来よりの霊湯。

下呂温泉はかつて湯島温泉と呼ばれ、その起源は延喜(901~923)の頃といわれます。
室町時代には京都五山の僧・万里集九が、そして江戸時代には
儒学者・林羅山が「草津・有馬・湯島は天下の三名泉」と称えました。
その泉質により、今も「健康の湯」、「美人の湯」として
人気を誇っています。

滔々と流れる飛騨川と
湯のまち、下呂を眼下に望む
名建築に宿る。

下呂富士と称される湯之島山の中腹に1931(昭和6)年に誕生した湯之島館。
和風建築の粋を極めた本館と別館、娯楽棟である洋館、のちに増築された景山荘から成り、2010(平成22)年、本館の玄関棟、渡り廊下、木造三階建ての宿泊棟は国の有形文化財に登録されました。
文化財に泊まることができる宿は全国でも希少です。また下呂温泉で一番の高台にあり、胸を空く美しい鳥瞰も自慢のひとつです。

潤う、満ちる
下呂の名湯は、
いつでも、どこでも。

湯之島館では展望大浴場や展望露天風呂、家族風呂、客室に備えたお風呂やシャワーに至るまで、湧き出たままの源泉をお届けしています。
効能豊かな下呂の名湯ですが、特に湯上りの肌は驚くほどしっとりすべすべ。このうれしい変化を実感して。

全室が自然に面する客室は
ひと部屋ごとに
異なる趣が、粋。

湯之島館は飛騨の森と共存する古格の宿。
どの部屋も手が届きそうなくらい自然との距離が近く、移ろう日本の四季の風情と文化を存分に味わうことができます。
一つとして趣を同じくする部屋はなく、随一の貴賓室をはじめ創業当時の贅を尽くした文化財の部屋、源泉掛け流しの内湯と露天風呂を楽しむ部屋、家族やグループでの旅行におすすめの部屋など、
旅人が思い思いに過ごせるように客室が設えられています。

撮影スポット

当館の撮影ポイントをご紹介。
ご家族、ご友人、カップルで思い出の一枚を湯之島館と共に。

動画で見る湯之島館

「下呂温泉の中に佇む当館と下呂の街並みをお楽しみください。」