湯之島館について

樹齢数百年の巨木に守られて
時間がまるで止まっているかのよう。

昭和年創業国登録有形文化財の宿

5万坪にも及ぶ、広大な敷地のそこにあった自然美を重んじ、樹齢数百年とされる杉や檜の木立を縫うように建物や庭が造られた湯之島館。重層した入母屋屋根と黒漆喰の壁が重厚な趣を醸し出す玄関棟、ガラスの格子窓が連なる廊下、そして木造三階建の宿泊棟を擁する本館は、国登録の有形文化財です。
本館客室は銘木が随所に使われた数寄屋造りで、現代のように詳細な内装設計図もない当時の棟梁たちがインスピレーションで造った意匠が残ります。また同時期に建築された娯楽棟である洋館には、手焼きのタイルや窓ガラスの細工、ステンドグラスなどが配されて往時の浪漫と贅を今に伝えます。この和館と洋館を組み合わせた大邸宅風の佇まいに近代建築の粋が結集し、見どころとなっております。

温泉は、現在の下呂温泉の湯口を掘り当てた湯元ならでは、大浴場、展望露天大浴場はもちろんのこと、お部屋のお風呂、シャワーに至るまで、源泉をそのままお届ししています。いつでもどこでもどのようなスタイルでも、下呂の名湯をご堪能いただけます。

すべてのお客様が心地よくお過ごしいただけるよう、真心込めたおもてなしで、従業員一同、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

湯之島館の四季

季節の移ろいなど、しみじみと感じることなどない私たちの日常。ここには日本の春夏秋冬を、ただ感じて慈しむだけの心穏やかな時間が流れます。心身をリセットさせてくれるはず。

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湯之島館の歴史

昭和6年(1931年)に完成し、ほぼそのままの姿をとどめる当館は当時の面影のまま、今も皆様をお出迎えいたしております。

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